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足の巻き爪が化膿して腫れる 
2007.11.23.Fri / 04:56 
 私の足の親指の爪は、巻き爪です。子供の頃から深爪傾向なのに加え、ここ数年は仕事内容が変わり殆ど1日中座りっぱなしになっていたのが原因です。しょっちゅう爪の際が、痛痒かったり腫れたり膿んだりしていて、小学生のときは大きく肉がはみ出し、外科で爪を切って縫われたことがあります。
 実はこの秋、右足の親指がそれに近い状態になってしまい、生涯2回目の外科のお世話になりました。
 夏の終わり頃から、歩いていて何かにつま先をぶつけたりするたび、そのダメージ以上に強い痛さを感じていました。ある日あまりの痛さに見ると、爪の両脇が当たる皮膚は赤く腫れ、押すと膿が出たんです。過去にも何度も同じ症状になったことがあったので、いつもの要領で患部付近を消毒し、抗生物質の軟膏を塗りました。

 そのうち治るだろうと思っていたのに、今回はいつまで経っても腫れも傷みも引かず、ある夜とうとうあまりの痛さに何度も目が覚めるほどになってしまったんです。見るとまた、肉に爪が食い込んでいるあたりから、肉がはみ出てきています。これはもう自分では手に負えない、観念した私はnetで外科のクリニックを探し、出勤前にタクシーで駆け込みました。患部が腫れたせいもありますが、あまりの痛さに靴が履けず、ベランダ用のつっかけサンダルを履いていきました。

 かつてのように、肉がはみ出た部分の爪を切り肉を縫い付ければ終わりだろう。痛いけれど麻酔はするし、そのほうが手っ取り早く治るからいいや…。そう考えていた私に、ドクターはいろんなことを教えてくださいました。本来爪は皮膚の一部なので、外科ではなく皮膚科の領分であること。歩かない圧力のかからない状態だと、爪はどんどん巻いてアーチが強くなること。だから外科的に爪を切っても、根本的な部分を改善しいない限り巻き爪は治らないこと。

「僕は外科医なのに詳しいでしょう? どうしてかと言うとねー、僕自身が巻き爪なんです」そういってドクターは、靴下を脱いで見せてくださいました。なかなかお茶目な方です。

 巻き爪の一番の原因は、圧力不足だそうです。なので、長い間寝たきりになっているご老人などは、かなりの確率で巻き爪になっているそうです。確かに私も、巻き爪がひどくなったのは、仕事内容が変わってほぼ1日中座りっぱなしのことが増え、かつ職場が引っ越して階段が使えなくなって以後でしたから。

 巻き爪を直すには、とにかく足の爪に圧力を掛けることが必要です。そのためにはとにかく歩くこと、それも、足の指で床を押すように、つま先に圧力がかかるように意識して歩くのが一番とのこと。そしてドクターは、巻き爪がひどくならないように、簡単に出来る爪に圧力を掛けるための運動を教えてくださいました。ひとつは、裸足になってタオルを踏んで指先だけでたぐり寄せるというもので、もうひとつは、椅子に座っていても常につま先に重心をかけ足の指を床に押し付けるようにするというものです。

 具体的な巻き爪の治療としては、まず痛み止めと抗生物質で患部の炎症を抑えます。痛み止めは一応1週間分処方されましたが、ほぼ収まったので5日分くらいしか飲みませんでした。あと抗生物質ですが、巻き爪のように深い部分が膿んでいる場合は、いくら塗り薬を付けてもまったっく効果はないそうで、内服でなければ患部には届かないとのこと。確かに飲み始めたらてきめん腫れが引いていきました。まーその代わりにけっこう長く飲んだので菌交代症が起こり、大事なところがカンジタで痛いやら痒いやらで大変でしたがまあそれは仕方ないでしょう。今は殆ど治っています。

 痛みや炎症が収まったところで、現在は爪にワイヤを掛けています。これは、巻いてる爪の先端にワイヤを装着することによって、巻いているアーチを平たく伸ばそうというものです。ワイヤで爪の角度が変わったため、肉に爪の角が刺さらなくなり、痛くなくなったおかげで、しっかり指先に力を入れて歩くことが出来る、というわけです。

 そして現在、私の右足の親指には、まだ爪にワイヤが入っています。ぶつけたりしなければもうそんなに痛くはないので、家でも爪先立ちになったりして、指先に力を入れてみています。なるべく仕事中も座りっぱなしにならないよう気をつけ、休日は勤めて歩き回るように心がけています。

 そして、今回痛くしたのとは逆の、左足の親指の爪ですが、巻いた爪の端が皮膚に刺さらないように、お風呂上りの清潔なときに、コットンを小さく丸めたものを、その部分に詰めるようにしてみました。これがあるだけで、痛さが全然違います。ワイヤなどの治療だけに頼らず、この、綿球でガードしつつとにかく歩いて、爪のアーチが元に戻るように、圧力を掛けてやろうと思います。

 ちなみにこのワイヤの治療ですが、保険が効かず自費となります。それでも、外科的手術で爪を根元から切り取ったりするよりも、3分の1くらいの費用でできました。
* テーマ:病気と付き合いながらの生活 - ジャンル:心と身体 *
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